ノルマンディーの出資馬キアナポラリスが大井でようやくの初勝利を挙げた。
この馬は募集価格2200万円。
馬代金以上を稼ぐのは厳しいと思われるが、現役であるうちはなんとか頑張ってほしい。

そして、リアトリスは引退が決まった。
募集価格1720万円とスマートファルコン産駒の牝馬にしては異例の高額だ。
姉に活躍したビスカリアがいたからこの価格になったのだろう。
1歳10月の募集馬見学ツアーでは脚を引きずっていた。
一時的な症状とのことだったが、不安がある場合はやはり外すのが吉だ。

両馬とも2017年産だが、この世代の出世頭はもちろんデアリングタクト。
それに次ぐのはバンクオブクラウズで、さらにゴールドパラディンもオープン入が目前だ。
ノルマンディーでこの3頭を引けたのは本当に運がいい。
ノルマンディーの全体的な力はそれほど強くはないが、それでもあたりがあるのは大きい。

とはいっても現3歳世代はまだ勝ち上がり率が20%程度だし、ゆとり世代と言われた2015年産よりも悪くなりそうだ。
現2歳世代もデビューした馬は中央ではまだ1頭だし、流れは悪い。

ノルマンディーのはいい思いをさせてもらっていたが、そろそろスタンスを変えたほうがいいかもしれない。