次に牧雄さんが推す牡馬3頭が解説された。

1頭目 No.7 シュバリエの17
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さっき言ったスクリーンヒーローの産駒。
母はクラブ馬でよく走ってくれた。
数を使っての初仔だから小さく生まれる傾向にあるが、まずまずの大きさで立派に生まれてくれた。
いずれ500㎏近くになる。
父スクリーンヒーローは母が悪くても自身の良さを伝えている。
3勝もしている牝馬にスクリーンヒーローはつけることはない。

2頭目 No.11 ハッピーダイアリーの17
もっと大きくなってほしかった。
セレクトセールでは売れなかった。
とても軟らかい。
ダメなハービンジャー産駒はどれも繋ぎがよくない。
この馬は繋ぎが起きている。
セレクトセールでは2000万円で主取りになり、安くするなら売ってくれと言われたが、売りたくなかった。
成長力に期待したい。
460㎏くらいになってほしい。
ハービンジャー産駒の半分以上が繋ぎがゆるゆる。
繋ぎがシャープになれば走る。

3頭目 No.13 ミネルバサウンドの17
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値段が高い馬。
ダイワメジャー産駒は古馬になると硬くなってダメになる。
筋力の多さが裏目になる。
特に牡馬は。
この馬は硬くならない。
古馬になっても活躍できる。

牧雄さんのおすすめは以上の3頭だったが、要望が多いということでクイーンナイサーの17の解説もしてくれた。
兄のブラックジェイドによく似ている。
筋繊維の細やかさに惚れた。
脚長で体格もいい。
これは走るトーセンホマレボシの産駒だ。
皮膚が薄いということは筋繊維が細やかということ、つまりやわらかいということ。

以上で募集馬解説は終わった。

セールストークなので、40口馬や高めの馬の解説が多いのは仕方ない。