読んだきっかけ:
図書館で借りました。
感想:
著者は、長春で人民解放軍に包囲された経験がある。
中共のことを肌で体験した残り少ない生き証人のひとりでもある。
現在の資本主義化した中国を見て、農民や工人が主役であるという共産主義とは全く異なってしまったと嘆いているように見えなくもないのは、やはり歴史の体験者だからかもしれない。
上海の公園で、子どもたちの結婚相手を探している親たちと普通に会話できることからすると、中国語が達者なのはもちろん、完全に中国に溶け込んでいる方と思われます。
そんな方が、現在そしてこれからの中国社会のを丁寧に解説しています。
おすすめポイント:
飛ぶ鳥落とす勢いの中国経済ですが、その背後にある社会の格差や豊かになったゆえの民主化要求の潜在的な可能性について考えさせられます。
拝金社会主義 中国 (ちくま新書)
著者:遠藤 誉 | |
買ったきっかけ:
図書館で借りました。
感想:
バリュー株のことで有名な著者ですが、この本はアセットアロケーションについて、丁寧に解説してあります。
特に、「炭鉱のカナリア」の章では、株価が下落する兆候、大底のサインなどをわかりやすく具体的に説明してあり、参考になります。
主にアメリカの指標なので、今後もこの指標を使い続けることが正しいかはわかりませんが、あと数年は大丈夫だと思います。
おすすめポイント:
個別株の解説をしてくるかとおもったら、大きな流れを解説していて意外でした。役に立ちそうです。
資産運用の強化書 (Modern Alchemists Series No. 70)
著者:角山智 | |
aeromania99
東京都在住の40代のサラリーマン。
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休みの日には、スポクラでエアロビクスをやったり、スワローズ戦を観に行っています。
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日本嫌煙党党員